日本における里芋の歴史は古く、大陸からの伝播はイネよりも早いという説もあります。

その後は稲作文化とともに栽培法が洗練される過程で、お正月料理の食材としても使われるようになりました。

おせち料理で里芋の意味は

おせち料理で使われるのですから、何らかの意味が込められているわけですが、答えは栽培特性を調べればすぐに分かります。

最初には親芋とも呼ばれる種芋を植えることから始めて、次第に土壌の栄養や太陽の恵みを受けて成長します。

収穫期には茎と葉は非常に大きくなる一方で、多数の子芋が親芋に付くようになりますから、里芋は子宝の象徴としての意味も持つようになりました。

一部の地域では、芋の子汁という味噌汁も受け継がれ、おせち料理の一つとして食べられることもあります。

里芋を使ったおせち料理は、伝統的なものでは煮物が有名ですが、使う素材は家庭によって大きく違ってきます。

 

おせち料理レシピ里芋の作り方

一緒にタケノコや干し椎茸などを加える方法もありますが、今回は里芋だけを使った作り方を紹介していきます。

品種の違いもありますが、基本的には一口から二口程度で食べられる大きさにしていきます。

最初の段階では表面を水洗いして、余計な泥を取り除いておきます。

次の段階では、包丁で皮を剥いていくことになるわけですが、ジャガイモとは違った方法を使う必要があります。

一つの面を素早く剥いて、断面が均等な六角になるようにします。

さらに、角の部分を適度に面取りしておくと、煮崩れを防ぐことができます。

下ごしらえが終わってからは、ダシ汁を入れておいた鍋を加熱しますが、里芋も最初から加えておきます。

徐々にダシ汁が温まる段階で、砂糖や日本酒を最初に加えて、醤油を全体の半分だけ入れて煮込んでいきます。

こうすることによって、味が浸透しやすくなり、全体的な見た目も良くなります。

中心部まで火が通った段階で、残しておいた醤油を加えて、適度に水分を飛ばせば完成します。

この状態で重箱などに盛り付けておけば、冷めた状態でも美味しさが保たれます。